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MES DEL PASSEIG DELICADESES

RAMBLA FABRA I PUIG 3 08030 BARCELONA





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2009年10月24日土曜日

ただ、黙々と。心を無にして、黙々と、切る。それがハモン切りの心得

今日は金曜日。やはり週末は、平日に比べてハモンを切る量が増えますね。
朝の時間帯はまだしも、午後は、ウェブのケータリングの準備意外は、ただただハモンを切っていたような気がします。

ハモンを切るということ。

会話しながら、冗談言ったりして適当に切っているように見えて、実はかなり集中しているという事実。

横やり入れられるとハモンきり職人はどんどん「無」の境地に近づいていくという事実。

ハモン切り職人に、「200グラムって言ったでしょ!もうとっくに200グラム超えてるんじゃないの?!キーキー(怒)」と、目測でのグラムについて文句は言わない方が妥当だという事実。

ハモン切り職人は秤を使わなくても重さを知っているという事実。

ハモン切り職人も人の子。カットをお願いする前に「褒め言葉、(うちの旦那、ハマダの切ったハモンしか食べたがらないのよ 〜 。ハマダが切るとハモンの味が変わるのよ〜etc...)」をひとこともらえると、普段よりさらにカットが丁寧になるという事実。

大小さまざまな包丁を駆使するので(ナタもね。はあと。)お互いのためにも適度な距離を保っておいた方がいいという事実。

今まで、これがそちら側まで飛んていったことは...................



ありません。

今日のケータリングの一つは、18歳のお誕生日を迎える息子さんのために開いたパーティーに花を添える「誕生日ケーキ」のご注文。特注で総勢50名の招待客に振る舞われたという7キロの大きな大きなケーキです。
「18」の数字をかたどったムースのケーキにチョコレートでメッセージを書き込み、デコレーションしたもの。

パーティー会場へ運送する専門のお兄ちゃんに「ほんっと、気をつけて運んでくださいよ〜」と念の押し様。
ちゃんと届いたとの連絡も頂き、それが何より一番嬉しかったりします。

もう一つのケータリングは、事故にあい休職している同僚さんへのお見舞いディナー。
会社の皆さんでお金を出し合い、特上チーズの盛り合わせワインAbadal 3,9, チーズと合わせても相性抜群のスィートワイン セレクションNo,1(上品な甘さでいくらでも飲めそう)

「基本的に動けないはずだから、何時に配達してもいい♩」とはなんとも心強い同僚さんのお言葉。こんな思いやりのある職場っていいな〜。


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