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MES DEL PASSEIG DELICADESES

RAMBLA FABRA I PUIG 3 08030 BARCELONA





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2009年10月29日木曜日

「パネットーネ」がまた姿をあらわす季節になった

最近クリスマスの話題で持ち切りです。そう、10月ももう終わり。
食品関係のお店では慌ただしくクリスマスに向けての準備をし始める頃です。

今日は、「パネットーネ(Panettone)」という名前のイタリアのお菓子が入荷しました。

これは、クリスマスに食べる伝統的なお菓子で、酵母を用いてゆっくり発酵させたブリオッシュ生地の中に、レーズン、プラム、オレンジその他のドライフルーツを刻んだものを混ぜ込んで焼き上げた、甘く柔らかなドーム型の菓子パンのことです。

独特な、しっとり、もちもちした食感がすばらしい!



チョコレートとオレンジを混ぜ合わせて焼き上げたパネトーネ 500g 16,95 euro

こちらの人は、11月に入ると我先にとパネトーネを探し始めます。3年前はクリスマス一週間前に入荷していました(今から思えば遅すぎですね)。お客さんからの要望もあり、年を重ねるごとにパネトーネの入荷時期がどんどん早まってきています。

なので、今年は10月末に入荷です。




こちらはドライフルーツをふんだんに混ぜ込んで焼いた「パネトーネ クラシコ」500g  16,50 euro

500g と 1kgの大きさを選べます。パッケージもモダンでスタイリッシュ。プレゼントにもよさそう。

いろんなパネトーネを食べ比べてみたけれど、うちで取り扱っているパネトーネは、安いパネトーネにありがちの嫌な匂いも全くなく、一度開封してもちゃんと袋の口を閉じておけば、かなりの間しっとりふわふわの食感が保てます。

個人的に、チョコレートとオレンジのパネトーネがイチオシです。


第二弾目の入荷日には、こちらのチョコレートのつぶつぶが入ったパネトーネ(1kg  25,90 euro)も姿を現します!これは1kg限定。大きいほど、中のふわふわ部分の量が多くて私は嬉しいですけどね〜^^

2009年10月27日火曜日

もうすぐハロウィーン

この日はみんなで集まって、わいわい仮装パーティー!

PANALLET(パナイエット)というまんまるのボール状の甘いお菓子に松の実をデコレーションしたものを食べる習慣があります。
24 unidades 24,20 €


それにあわせてスィートワインはいかがですか?
上品な甘さ控えめなワインから、教会で行われるミサで飲まれる「ミサのワイン」もあります。

*追記です。この「ミサのワイン」はローマ法王が飲まれる公式のミサのワイン(Vino de Misa)です。

そして、次に甘さ控えめでとってもフルーティーなスィートワイン。モスカティ'Moscatell'という品種のぶどうから作られたワインです。
Sinols Moscatell 2007 8,50 €

私、実は甘いワインってあんまり飲まないです。デザートと合わせると、もう甘甘で苦しくなっちゃう方ですが、こちらの人は甘いの大好きですよね。

デザートなんかも、日本じゃ甘さ控えめな上品な味が人気と思いますが、こちらでは、甘ったるすぎて肝心の素材の味が消されちゃうようなものもあります。

なので、私はこちらのデザートは一口食べると、も〜、十分。あとは、みんなで勝手に分け合って食べちゃって。

そんな甘いのが苦手なかたにおすすめなのが、本場ドイツの「アイスワイン
よくこちらのボデガ(ワイナリー)さんが真似して作ってるアイスワインとは一線を画してくださいね。

こちらの真似して作ってる方は、ぶどうを収穫後「冷凍庫」にいれて凍らします。ドイツの本物のアイスワインは、自然に気候が厳しくなってくると霜が降りて、ぶどうが凍るという「本当の製造過程」を経て作られたものです。

なので、お値段の方もこちらのワイナリーさんが作っているものと比べると、若干高めです。

よく「アイスワイン」をお求めのお客様はこの違いをしらなかったり、ドイツのアイスワインが本場だと知らない方もおられます。

最近の動きとして、こちらで真似して作っているワイナリーの”アイスワイン”は”本当のアイスワイン”と区別されるべきだということで、「アイスワイン」の名前を名乗れなくなります。

カナダの方も良い「アイスワイン」(本物の方の)作ってますね。

2009年10月26日月曜日

一時間得したからって大して有意義なことも出来ず、、、

のサマータイム終了です。

10月最終週の土曜日の夜(日曜日の早朝)に時計の針を一時間遅らせ、冬時間に戻すというもの。

例年なら、お客さんと「あ〜、明日は一時間余分に眠れるわ〜」とか話題に上るものの、なぜか今年はゼロ。

そのおかげで今朝は出勤時間一時間も早く家を出ましたよ。間違ってね。10時出勤のところ、9時出勤。結構ダメージ受けました。朝の一時間は貴重すぎる。

なんだか、人通りが少なくて変だな〜とか思ってると、そうだ、思い出した。一時間時計を遅らさなきゃいけなかったんだと。

自宅へ帰り布団に入るも寝付けるわけ無く、無駄に過ごしてしまいました。


こんな想定範囲内の人がたくさんいるからこそ、サマータイム終了の日は土曜深夜〜日曜早朝にするんですね。
こんなん、平日にしたらすごいカオスでしょ。

ちなみに、今日お店に来られるお客さんのピークが通常よりも一時間早かったのは偶然じゃないよね。みんな、私のように時間変更に失敗したか。それとも、体内時計でお腹すく時間は騙せなかったか。。。


2009年10月24日土曜日

ただ、黙々と。心を無にして、黙々と、切る。それがハモン切りの心得

今日は金曜日。やはり週末は、平日に比べてハモンを切る量が増えますね。
朝の時間帯はまだしも、午後は、ウェブのケータリングの準備意外は、ただただハモンを切っていたような気がします。

ハモンを切るということ。

会話しながら、冗談言ったりして適当に切っているように見えて、実はかなり集中しているという事実。

横やり入れられるとハモンきり職人はどんどん「無」の境地に近づいていくという事実。

ハモン切り職人に、「200グラムって言ったでしょ!もうとっくに200グラム超えてるんじゃないの?!キーキー(怒)」と、目測でのグラムについて文句は言わない方が妥当だという事実。

ハモン切り職人は秤を使わなくても重さを知っているという事実。

ハモン切り職人も人の子。カットをお願いする前に「褒め言葉、(うちの旦那、ハマダの切ったハモンしか食べたがらないのよ 〜 。ハマダが切るとハモンの味が変わるのよ〜etc...)」をひとこともらえると、普段よりさらにカットが丁寧になるという事実。

大小さまざまな包丁を駆使するので(ナタもね。はあと。)お互いのためにも適度な距離を保っておいた方がいいという事実。

今まで、これがそちら側まで飛んていったことは...................



ありません。

今日のケータリングの一つは、18歳のお誕生日を迎える息子さんのために開いたパーティーに花を添える「誕生日ケーキ」のご注文。特注で総勢50名の招待客に振る舞われたという7キロの大きな大きなケーキです。
「18」の数字をかたどったムースのケーキにチョコレートでメッセージを書き込み、デコレーションしたもの。

パーティー会場へ運送する専門のお兄ちゃんに「ほんっと、気をつけて運んでくださいよ〜」と念の押し様。
ちゃんと届いたとの連絡も頂き、それが何より一番嬉しかったりします。

もう一つのケータリングは、事故にあい休職している同僚さんへのお見舞いディナー。
会社の皆さんでお金を出し合い、特上チーズの盛り合わせワインAbadal 3,9, チーズと合わせても相性抜群のスィートワイン セレクションNo,1(上品な甘さでいくらでも飲めそう)

「基本的に動けないはずだから、何時に配達してもいい♩」とはなんとも心強い同僚さんのお言葉。こんな思いやりのある職場っていいな〜。


2009年10月23日金曜日

クリスマス3 愛憎の赤いニット帽

日本では、クリスマスというとなんだかカップルで過ごすことが基本設定になっているような風潮がありました。少なくとも私が日本を離れた8年前には、「クリスマス特集」の話題はどれをとっても甘いものばかり。

今現在の日本はどうなんでしょうか?

こちらでは、家族一同集まってディナーをしたり、パーティーしたり、そのあと友達同士でバーへ繰り出す、というのが多いような気がします。
そのディナーも皆さん全員集合してびっくり!

普段着ではいまいち冴えないお父さんも、いつもちょっと汚れたファッションばかり着ているお兄ちゃんも、いつもパンツルックのお母さんも、みんなみんな「ビシッと正装」してくるんです。

女性陣は前日、前々日に美容院へ行きゴージャスに髪をセット。さらには、クリスマスの日のために新しいドレスやヒールを新調しちゃったり。

お子さんたちも、ちゃ〜んと髪にジェルつけて、女の子はキティちゃんのふりふりリボンつけて登場です。

その変わり様ったら。。

身内のパーティーなんだけれども、かしこまった雰囲気が新鮮でいいですよね。

さらに追い討ちをかけるように、お子さん方によるプレゼント催促の歌。丸太に赤い帽子をかぶせて目と鼻つけて擬人化したオブジェに毛布を一枚かぶせてあげます(だって寒いでしょ)

それから、その丸太君を木の枝で「ビシバシ」容赦なく叩くんですね。けなげな丸太君を取り囲み、そのときに歌う歌があるんです。「プレゼント催促用の歌」が。

次に、サロンから台所の方に移動して、丸太君に少しだけプレゼントを用意する時間をあげるわけです。みんなで耳を澄ませちゃったりして。

そしてサロンに戻って丸太君を見ると、、、、

丸太君にかけてあげた毛布の下に、たくさんのプレゼントが隠されていました!

「丸太ぁ〜、今年もがんばったじゃんよぉ〜」

もちろん、ディナーの後のデザートは「丸太君人形」をかたどった、可愛らしいチョコレートケーキです。みんなに、ビシバシ叩かれた後に、プレゼント提供した後に、食べられちゃうわけですね。

ある意味、クリスマスの主役は「丸太君」ということです。

丸太 「後でシップ張っちょいて。背中の方、手とわんけん」

2009年10月22日木曜日

クリスマス その2

クリスマス恒例のプレゼント交換。

こちらの人は、気に入らないプレゼントがあるとお店に「交換」しにいきます。
もちろん、服や靴の場合、サイズが合わなかったりしたら交換するのは当たり前ですけど、そうでないもの、自分の趣味に合わないものなどごく当たり前のように交換しにいっちゃいます。

自分の選んだプレゼントが気に入られてないとはっきりわかる場合もあるので、ちょっぴりショックなこともあります。なにせ、「気に入らないからプレゼント用の交換チケット」をくれと直に言われることも。

この「交換チケット」品物の名前、個数、商品番号が書いてあり、値段だけが ******eurosと伏せてあるもの。

このチケットと交換したい品物を持って店舗に行くわけですね。なかには、その金額の範囲内で、全く毛色の違う商品に交換してくるつわものも。。。

なんとも、合理的でいいシステムです。

わたしも、最初は言うに言えなかった「交換」システムも、最近はごく当たり前のように「チケットくれ」と頼めるようになりました。

クリスマスのショーウィンドー

おとつい、ショーウィンドーをクリスマス用にデコレーションするための装飾品の展覧会へ行ってきました。
今年のテーマカラーは「白とグリーン」のコンビネーション。

毎年恒例の「赤と金色」というコンビはちょっと影を潜めています。
うちのお店のテーマカラーが赤なので、毎年クリスマスはちょっとしたゴールドをプラスしてあげて、それなりの雰囲気にしていました。
でも、今年は思い切って白とグリーン、もしくはシルバーとグリーンのコンビに挑戦してみようと思います。



クリスマス用のプレゼントラッピング、こちらの人はとても派手に装飾すると喜ばれます。
なかには、品物よりも、それについてくる装飾の方が大きいこともあります。クリスマスの数日前にギフトを受け取り、クリスマスの日が来るまでちゃ〜んとサロンに飾っておきます。いざ、クリスマスの日が来ると、そのかわいいくて繊細なギフトを「バリバリ」と(本当に)破壊するようにして(少なくともそう見えます、、、)開けるんですね。

ラッピングの紙なんかもバリバリと。そして床に「ポイ」(すべてのご家庭がそうであるとは限りません)

最初こちらに来たときはカルチャーショックでした。

でも最近は、「バリバリ」されると「あっ、喜んでもらえてる!」と解釈するようにしています。



同じ色のトーンでも、デザインがいろいろあると選べて楽しいですね。そう、「バリバリ」される包装紙も、今年は緑色でいきますよ。

クリスマスツリーも2セット準備しました。いろいろ考えて、結局「白」のツリーに。これなら、リボンやデコレーションのテーマカラーを変えつつ、毎年違った雰囲気を出せます。ことしは、緑のリボンにゴールドのボールをあわせたらきっと綺麗にまとまるでしょう。

11月の下旬に、クリスマス用のショーウィンドーのお披露目です。

2009年10月19日月曜日

おばちゃんとベランダとたき火

今日は日曜日。午前中のお仕事を終え、お店から帰宅。
お昼ご飯(15時半ごろ)を食べている途中なんだか燃えてる匂いがする。

急いでベランダに出てみると二軒となりの建物から「もわ〜」っと煙が。ちょうどうちと同じ階部分。

真っ青になりながら外に出てみると



隣のおばちゃん、ベランダ部分でわらを燃やしていました。

Por favor~, 不要品処分は安全な広場でしてくださいね〜。

たのみます〜。

2009年10月18日日曜日

サプライズパーティー by 父と娘

先週末、一本の電話がお店にありました。
「ウェブを見させてもらいました。ウェブで注文する前に、一回お店の方に伺ってもよろしいですか?」

もちろん大歓迎です。
でもやっぱりウェブでショッピングって信用あんまり無いんでしょうか。かなりの確率で、お店に直に来られる方が多いです。店舗が本当に存在するのかetc不安があるんでしょう。

翌日、娘と父の親子のお客さんが見えました。家族の一員に秘密でサプライズパーティーを計画中とのこと。
総勢30名参加のパーティーになりました。

みんなでつまめる楽しくて美味しいもの中心にをセレクトされました。
やっぱりチーズの盛り合わせはこちらの人にかなり人気です。
coques de recapte アンチョビとオリーブのミニクラッカー
イベリコハムのプレート。丁寧に手で切らせていただきました。
ミニクロワッサン。全部で6種類くらいの味があります。
ミニサンドイッチのはりせんぼん。これは、透明なロゴ入りセロファンでラッピングされてリボンもついてきます。

今回はお母様が手料理も振る舞われるということなので、このくらいでちょうどいい量になったと思います。

でも、サプライズパーティーって本当に注意しないと、意外とサプライズされる本人は微妙な気配を感じ身構えてしまうんですよね。

私たちもこないだ義理のお兄さんのサプライズ誕生パーティーをしました。
私なんかは、出来るだけ当日ぎりぎりまでサプライズのこと教えないでいて欲しいほうなんです。何かのはずみで余計なことを口走ってしまうような気がするので。

なので、こないだは義理の兄の娘さん(7歳)と私だけが当日近くまで知らされませんでした。

おかげでパーティーは無事、大成功!


2009年10月17日土曜日

寒太郎

ここ2、3日バルセロナは気温が下がり始め、そろそろ冬用のお布団が必要なくらいに冷え込んできました。

いつも思うけれど、この暖から寒への一瞬のかわりようは何なんだろうね。
先週は汗かきながら仕事していたのに。

だから、この時期、街行く人の格好はハワイ風から北国風まで様々入り乱れています。

私はどちらかというと ↑ これに近いかも。

2009年10月16日金曜日

クリスマス商戦 静かに迫りくる

10月の半ば、クリスマスなんてまだまだ先。
なんですが、私たちのお店では、静かに、ひたひたとクリスマスの足音が聞こえてきています。

12月も半ばを過ぎると、普段使いの食品は影を潜め、クリスマス用のちょっと豪勢で見た目もとってもキュートな食材が人気になります。もちろん味がいいのは第一条件として^^

そんなクリスマス用の商品の仕入れを今から着々と準備していきます。

年に一度の大イベント、こちらの人は家族そろって過ごすことが多いので、クリスマスの夜はお家のデコレーションから、テーブルセッティング、とびっきりのディナーまで隙無く完璧にそろえます。
クリスマス時期、特に人気があるのがフォアグラ。本物のいちじく、青リンゴ、オレンジなどのフルーツが2〜3層サンドされてるのがおすすめです。濃厚なフォアグラにさわやかさと酸味を与えてとっても相性抜群なんです。

普段使いのスペインチーズもいいけれど、たまにはフランス産チーズのアソートで招待客をビックリさせてもいいかも。
かわいくデコレーションしてお渡しするので、あとはテーブルに並べるだけ!

お肉系のパテはたくさん種類があって目移りしちゃいますが、私が特におすすめなのは蟹の身や白身魚を使った魚介のパテです。
フワッとした軽い食感で、でもちゃんと身がはいっていて味は抜群。明るいオレンジ色とハーブのカラフルな3色使いで見た目も鮮やか。
カタルーニャ産カヴァと一緒に頂きたいですね。

一年で一番ハッピーな季節です。

2009年10月15日木曜日

今日の昼定食

私たちのお店では朝の8:30から夜9時までノンストップで営業しています。

でもやはり時間帯によって波があり、お昼頃はお買い物のお客さんがぐっと減ります。お昼頃と言っても、こちらでは2〜4時ぐらいがお昼時となるのでしょうか。
最初は朝ご飯食べてから昼食までの間がとても長く感じられて、ちょいちょい間食したりしてました。
でも、だんだんとこちらの生活に慣れてきて、お昼が遅い分、朝食も遅めの時間(10時頃)にとり夕食は10時頃からというサイクルで今は落ち着いています。

そんなお昼の時間帯に何をしているかというと、

「お昼のメニュー(日替わり定食)」

を提供しています。今日のメニューの一つは

タラのサラダ Esqueixada de bacalao
私はこれに赤緑のピーマンとオニオンを角切りにしたのを加えて食べます。
色鮮やかで本当に美味しい!個人的に毎日食べても飽きない!

2皿目はパエリア Paella valenciana
パエリアと言ってもいろいろあって、これは魚介ではなくお肉と野菜が入ったパエリアです。
バレンシア地方ではメジャーなパエリアだそうです。

もちろんお飲物とパン、食後のデザートもついてきます。

だいたい、パエリアの日はいつもより多めのお客さんがこられます。やっぱりみんな大好きなんですね〜。

お昼のメニュー9.95 euros
1:30-4:30

2009年10月14日水曜日

ハモンきり職人のひとりごと

毎日毎日、ハモンと顔を突き合わせて仕事をしている。

イベリコ豚の足の部分を専用の細くて長〜いナイフでカットしていく。私のナイフは年季が入りすぎて刃の部分は6ミリほどしかない。
変な力の入れ方をしたら、「パキッ」っと今に折れても不思議はないくらい。

うちのスタッフそれぞれが専用のマイナイフをもつことにしている。

ある日の朝、お客さんの注文を受けハモン切りに取りかかると、なんだか変な感触。
ハモンの状態(柔らかすぎるとか固すぎるとか)ではない。今手にしているナイフがおかしい。

「昨日の夜、誰か私のナイフ使ったかしら〜?」

と聞いてみるとやはり、スタッフの一人が彼女のマイナイフが切れがよくなかったから私のを借りたとのこと。

人それぞれの切り方に癖があるので、一回使っただけでも感触がかわることがある。

それに気づいた自分にちょっと怖くなりました。







ナイフでカット後、このように真空パックにすると常温で3ヶ月間保存できます。
でもやっぱり切り立てが一番おいしい^^

2009年10月12日月曜日

カヴァ ティスティング 09


バルセロナから車で30分ほどのカヴァ(スパークリングワイン)産地"sant sadurni d'anoia"で、毎年恒例のカヴァティスティングが行われました。

日曜日の午後、お店を閉めた後に訪問しました。
大盛況で、バルセロナ市で毎年行われるティスティングよりもかなり整備されているような印象を持ちました。

最初にチケットを購入し、各ブースでカヴァと交換してもらいます。食べ物のチケットもあり、私たちは「パスタのサラダ、モッツァレラチーズとハーブのシャーベット添え」と「カタルーニャ地方特産のembutidosセット」をおつまみとして頼みました。

10月だというのに強い日差しで汗ばむくらいの熱気に包まれていました。

その後、顔なじみの「Alsina Sarda





などのブースを回りまだ市場に出ていない新しいカヴァのティスティングをさせてもらいました。販売時期未定、価格未定、ボトルラベルのデザイン未定の最新のカヴァ(ロゼ)です。

こちらによくある鮮やかなロゼワインの色はそのままでありながら、何とも親しみの持てる優しい泡と程よい酸味が心地よい期待度120パーセントのロゼ。

グランレゼルバといっていたので、お値段の方もそれなりになりそうな気がします。

時期が来たらぜひうちの店頭に並べたい逸品です。

こちらは、raventos i blanc のグランレゼルバ。食事会などに招待されたときに持っていっても喜ばれそう。
Gran reserva de la finca

2009年10月11日日曜日

ロマンティクな晩餐

今日の午後に、ネットで注文をされたお客さんが来店されました。

彼が注文したのは「ロマンティクな晩餐」

乳飲み子羊のコンフィ
ポテトや季節のマッシュルームを添えてもgood


イベリコハムの盛り合わせオードブル
もちろん pan con tomateと一緒に!

そして、食後のあま〜いひととき


こんな晩餐を用意してくれた彼の彼女(奥さん)はきっと大感激だろうなぁ〜なんてうちのスタッフも羨ましそうでした。
女心をギュッとつかむ魔法のディナーになりますように。。。なんて思いながらお客さんの後ろ姿を見送った浜田でした。




2009年10月9日金曜日

オンラインショップ開店


長らく暖めていたアイディアをとうとう実現できる日が来ました。

わざわざお店に足を運ぶことなく、インターネットでお店にあるすべての商品と「生ハムやチーズ、canape」等のケータリングを注文できるようになりました。

ケータリングのお料理は今のところバルセロナ市とその周辺に限定させていただいています。
その他のお店にある商品はスペイン中どこにでも配達いたします。

オンラインショップを開店しはや3週間が経とうとしています。予想以上のお問い合わせがあり、びっくりすると同時にありがたい気持ちでいっぱいです。

そんななかで、私のおすすめはもちろん、、、

イベリコハムとembutidosの盛り合わせ!

配達時間ぎりぎり直前にハムのカットをするようにしているので、切り立てで鮮度抜群のおいしさをお届けします。

お子さんの誕生日会をされる方に特に人気なのが、「ミニコロッケ」と「ミニサンドイッチ」、「チーズの盛り合わせ」です。ぜひ味わってみてくださいね。

GOURMET Y CATERING
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お電話での注文もokです。

秋の気配が

感じられる今日この頃です。

毎朝、お店に徒歩出勤するこの5分の間で、移り行く季節の変化を楽しんでいます。

夏休みもあけて、本格的な日常に戻ってはや一ヶ月が過ぎました。

お店では先日バルセロナを襲った集中豪雨の被害を受け、見事なまでにお店が洪水にあってしまったりと大変なことがありました。

こちらでは、地震災害というのは少ないかもしれませんが、「豪雨」のさいにはインフラ設備の弱さがもろに見えてしまいます。

備えあって憂いなし。保険のおかげで多少救われました。